第6章 せめて…
その瞬間、勢いよくトド松くんのそれが挿入された。
「あッあん…ああッ!」
トド松「……ちゃんとひとつになってる……夢みたい……」
見上げると、トド松くんの色っぽい瞳と目が合った。
トド松「ずっとちゃんとこうしたかった……ちゃんを抱きたくて、たまらなかった……」
「トド松くん……っ」
どうして気付いてあげられなかったんだろう。
トド松くんが、こんなになるまで、わたしを好きでいてくれたこと……
そして、わたしは、一体どれだけ彼を傷つけてきたんだろう……
「トド松くんっ…ごめんね」
トド松「…どうして謝るの? 僕、今、こんなに幸せなのに」
トド松くんは、わたしの身体を抱き込み、ガンッと奥を突いた。
「…ああぁッ!」
トド松「気持ちいい? ねえ、カラ松兄さんのと、どっちが気持ちいい?」
「…あッん…わ、わからな…ッうぅん!」
トド松「ちゃん、可愛い……やっぱり好きだなあ……っ」
「あッ、ん、はう……っ、トド松くんッ」
激しい律動。
その合間に、深いキスをされる。
「ん…はッあ……っん」
……気持ちいい。
何も考えられなくなるくらい。
トド松「ちゃんっ……僕、イキそう……っ」
トド松くんは、そう言うと、わたしの中から自身を抜き、わたしの胸に欲を放った。
そのとき、
トド松「ちゃん、ごめん……カラ松兄さん、ごめん……っ」
トド松くんの口から、そんな言葉が零れた。