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【おそ松さんR18】君の瞳にうつる色

第5章 密会




資料室のドアを開けると、埃っぽい教室の奥、積み上げられた本の上に一松くんが座っていた。

彼は、わたしの姿を見るなり、ひょいと本の山から飛び降りて、小さく手を挙げた。


一松「……ちゃんと来たんだね。えらい」

「だって、来なかったら写真ばらまくんでしょう…?」

一松「わかってるじゃん」


一松くんは、ギザ歯を見せて笑い、わたしの腰を抱き寄せた。

そのまま、資料室の壁に背中を押し付けられ、首筋に顔をうずめられる。


「っ……キスマークはつけないでね…」

一松「わかってる…」


一松くんの手が、わたしのブレザーの中に潜り込んでくる。

その手が、胸に到達したのと同時に、深いキスをされた。


「んうっ……」


舌を絡めとられ、手で乳房を優しく揉まれる。


昨日とは大違いの優しい愛撫だった。

まさかこんなに優しくしてもらえるとは思っていなかったので、不覚にも胸がきゅっと高鳴った。


……最悪だ。

彼氏じゃない男の子に触られてときめいているなんて。


「カラ松くん……っ」


その罪悪感を打ち消すように、カラ松くんの名前を呼ぶ。


「カラ松くん、ごめんなさい…っ、ごめんなさい」

一松「……そんなにカラ松のこと好きなんだ?」


一松くんが、耳元で囁いてくる。

好き、と言おうとした唇を、再びキスで塞がれた。


「んっ……」


一松くんは、慣れた手つきでわたしのブラウスのボタンをはずし、ブラを乳房の上へ押し上げた。

そして、指先で胸の先端を嬲った。


「あっ…ん!」

一松「、好き……」


一松くんは、何度も愛の言葉を繰り返す。

まるで、うわごとのように。



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