第2章 カラ松くんとわたし
ふたりともシャワーを浴び終わり、2階に行くと、寝室に一組の布団が敷いてあった。
たぶん、さっきわたしがシャワーを浴びている間に、カラ松くんが敷いてくれたんだろう。
……なんか、ますますドキドキしてきた。
カラ松「、ここ座って」
「う、うん…」
ふたりで布団の上に座り、見つめ合う。
すると、不意に、カラ松くんの手がわたしの腰に回り、唇を奪われた。
「んッ…ふ」
深い、深い、キス。
くちゅり、と舌を絡め合って、優しく吸い合う。
唇を離すと、つう、とふたりの間に銀糸が引いた。
カラ松「……、本当にいいんだな?」
「う、うん……もちろん」
カラ松「やめてって言われてもやめられないけど……大丈夫なんだな?」
「大丈夫。た、ただ……」
カラ松「……ん?」
「その……恥ずかしいから、まずは背中の後ろからお願いしてもいいかな……?」
カラ松くんは、立ち上がり、わたしの背後に移動してから、手をわたしの前に回した。
カラ松「こういうことか?」
「う、うん……」
カラ松「わかった。最初はこの体勢から始めようか」
そう言うなり、カラ松くんは、前に回した手でブレザーを脱がせ、ぷちぷちとブラウスのボタンをはずした。
ふたたび羞恥がこみ上げてきて、ぎゅっと目をつぶる。
そのとき。
「ひゃぁ…ッ!?」
突然、耳をぺろりと舐め上げられて、変な声が出た。
「かっ、カラ松くん…ッああ…んうッ」
カラ松「……耳、弱いんだな」
カラ松くんは、わたしの耳たぶを唇で挟み、中に舌を侵入させた。
「あああッ…いやぁ…っ、変なかんじするっ…」