第2章 カラ松くんとわたし
***
松野家につくと、カラ松くんは、わたしをお風呂場に案内してくれた。
これが身体を洗うタオルで…これがボディソープで…と説明してくれるカラ松くんを、そっと横目で見る。
……やっぱり、かっこいいな。
カラ松くんの魅力はもちろん顔だけじゃないけれど、それでも、やっぱりこの横顔を見るとドキドキしてしまう。
この人がわたしの彼氏だなんて、未だにちょっと信じられない。
カラ松「……じゃあ、俺は布団敷いとくから。ごゆっくり」
カラ松くんは、そう言って、脱衣所を出て行った。
制服を脱ぎ、下着を脱ぎ、シャワールームに入る。
蛇口をひねると、ちょっぴり熱めのお湯がシャワーから出てきた。
身体が熱いのは、シャワーのせいか、それとも。