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【おそ松さんR18】君の瞳にうつる色

第2章 カラ松くんとわたし




***


そうして、午後の授業が終わり、放課となった。

わたしは、帰り支度をしながら、カラ松くんが迎えに来てくれるのを待った。


しばらくして……


カラ松「、遅くなって悪かったな。帰ろう」


カラ松くんが、迎えに来てくれた。


「カラ松くん…! うん!行こう」


隣の席の一松くんに、「じゃあね」と声をかけて、カラ松くんのもとに走っていく。

そういえば、今日はカラ松くんの家に行くって言ったけど……他の兄弟はいないのかな?


「ねえ、カラ松くん。その……今日って、他のみんなは家にいないの?」

カラ松「…ああ。確認したら、みんなそれぞれ用事があるらしくて。夜まで帰ってこないらしい」

「そ、そうなんだ…」


うわあ……

じゃあ、ほんとのほんとにするってことだよね…?

どうしよう……心臓がバクバクいってる。


カラ松「…もしかして、心変わりした?が嫌なら、また次の機会でもいいんだぞ?」

「えっ! ううん、ちがう! 心変わりなんてしてないから! わたしもカラ松くんとしたい!」


そう叫んでから、自分がとんでもない爆弾発言をしたことに気がつき、はっと口を手で覆う。


うわああ! わたし、なんてことを…!!

今のは、絶対にひかれたよ! カラ松くん、絶対どん引きしてるよ!


おそるおそるカラ松くんを見ると、カラ松くんは、顔を真っ赤に染めて、そっぽを向いていた。

あ……これは、もしかして、引かれてない?

というか、カラ松くん、照れてる?


カラ松「あまり心臓に悪いことを言わないでくれ、…」

「あ、ご、ごめん……」


どうしよう。こんな調子で、わたしたち、ちゃんと最後までできるんだろうか?

ちょっぴり不安だ……



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