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いろはに鬼と ちりぬるを【鬼滅の刃】

第26章 鬼を狩るもの✓



「あの…童磨…さん、とは…一体、どういう…」

「童磨でいいよ。以前もそう呼んでくれていたし。俺も変わらず蛍ちゃんって呼ぶから」

「…童磨?」

「うん。──俺達はね、蛍ちゃん」


 そして彼女の瞳にも、今映っているのは自分だけだと。笑い出したくなる衝動を抑えて、童磨は静かに吹き込んだ。


「愛し合う関係だったんだよ」


 優しく甘い、毒物を。











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