• テキストサイズ

【薄桜鬼】おかえり、僕のお姫様…。

第7章 笑顔と桜の花






土方「近藤さん、そろそろ戻らねえと…」

近藤「ああ、そうだな。…それじゃあ、片付けるぞー!」

平助「ええっ?もう帰んのかよー」

原田「ちょいと早すぎやしねーか?近藤さん。」

近藤「っしかし、置いてきてしまった隊士たちが可哀想だろう?」

永倉「ひゅ〜っ!!やっさしいねー近藤さんっ」



そうひやかすと、永倉さんは
お酒の瓶を片付けはじめた。

それに続いて、藤堂さんと原田さんも、
投げ捨てられた、お団子の串を
拾いに歩く。

私も、使える左手で落ちたゴミを拾う。
…重い"もの"を背負いながら。



斎藤「総司、何もしていないのはアンタだけだぞ。」



いきなり、斎藤さんが
沖田さんに向かってなげかけた。



沖田「何もしてない、ってわけじゃないよ?」

斎藤「…逆に聞くが、何をしている?」

沖田「んー?千鶴ちゃんの背中に乗っかってるんだよ。見てわからない?」

斎藤「…それは、何かをしているようには見えないぞ。」



…すみません沖田さん…、
私もそう思います…。

首に腕を回されているから、
すごく動きにくいです…。


/ 154ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp