第7章 笑顔と桜の花
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土方「なぁにやってんだよ、お前らはぁ」
半分、怒り気味の土方さんは、
ここに来る途中のお団子屋さんで買った
お団子を片手に、
笑い、酔い倒れてしまった"三人"に
嫌そうな顔を向けた。
永倉「…いやぁ…だってよぉ土方さぁん」
平助「花見ってもんはぁ、このぐらい騒いどかないとさぁ?」
土方「いっつも騒いでるじゃねぇか。」
原田「特別な日ってのは…騒ぎ方が違うんだよぉ、土方さん」
土方「…変わらねえだろぉが。」
『…あ、あの…大丈夫、なんですか…?』
私は、数十分たっても起き上がらない
三人を心配そうに見つめる。
沖田「あっはは!!いいんだよ千鶴ちゃん。こういう宴会の時って、いつもより騒いで酔って、倒れちゃう三人組だから。」
『そ、そうなんですか…?』
斎藤「案ずるな。日常茶飯事のことで、決して頭が酒にやられたわけではない。」
沖田「ぷっ。頭がやられるまで、飲みたくはないなぁさすがに。」
クスクスと笑いながら、沖田さんは
お団子にかじりついた。