• テキストサイズ

【薄桜鬼】おかえり、僕のお姫様…。

第6章 キミとの生活


 
 



沖田「あれ、起きたの?千鶴ちゃん。」

『あ、おはようございます…』

沖田「おはよ。」



中庭には、上機嫌で桜の木を眺めていた
沖田さんがいた。



沖田「怪我のほうはどう?痛み、少しでも引いた?」

『っそれが…まだすごく痛くて…』

沖田「ははっ、そっか。…まあ、けっこう深い傷だったからね。」

『はい…』




…もし私が、女じゃなかったら…

あの"人"たちを殺すことができたかもしれない…。
怪我をせずに済んだかもしれない…。

そう思いながら、肩をおとして
俯いていると──



沖田「まあまあ、そんな落ち込まないでさっ?楽しくいこうよ。…どうせ、怪我が完治するまでここにいるんだから。」



そう言うと沖田さんは、
私のところに近付いてきた。


 
/ 154ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp