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【薄桜鬼】おかえり、僕のお姫様…。
第6章 キミとの生活
──次の日。
『……んん…』
朝の光が障子の隙間から
差し込み、
私は目を覚ました。
まだ眠い目をこすろうと、
いつもの癖で
右手を目元に伸ばす。
『痛っ』
右腕の、傷が痛んだ。
…すっかり忘れてた…。
『…?』
障子の向こう側──中庭に、
人の気配を感じた。
私は気になり、痛い右腕を庇いながら
四つん這いで障子に近付き、
戸を開けた。
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