第5章 春に出会った
沖田「たぶん、悪いようにはしないと思うし。」
たぶん…ですか…
原田「"たぶん"かよ。悪いようにはしないって断言しろよ。」
沖田「いや、だってほら。もしいきなり誰かに刃向かったりしたら、斬らないとダメでしょ?」
斎藤「彼女はそのような人間には見えない。」
沖田「人って見た目じゃあ分からないものだよ。」
近藤「しかし、男ばかりのこの屯所に、花があるのもまた良いな。」
原田「…まあ、そりゃそうだけど…」
沖田「ご飯も一緒に作ったりできるしね?」
斎藤「うむ。手伝っていただければ、それは助かるな。」
…な、なんか…
私がもう、ここに居座ることが決定したような
会話になっているけれど……
「「「「どうする?」」」」
ど、同時に言わないでくださいいっ…!!(泣)