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【薄桜鬼】おかえり、僕のお姫様…。

第3章 愛しい約束…


 
 



『ヒック…ごめ、なさっ…』

沖田「千鶴ちゃんっ…!!」



ガラリと勢いよく戸を開けて、
僕の部屋の前で泣いている彼女を抱きしめた。



『ごめんなさいっ、ごめんなさいっ…』

沖田「謝らないでっ…」

『私っ…ここが大好きなんですっ…本当にっ…!!』

沖田「っ…」



千鶴ちゃんは、ゆっくりと
僕の背中に手を回した。

そして、その小さな手で──
僕の服を握る。

それに応えるように、僕も彼女を抱きしめる力を強くした。
 
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