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【薄桜鬼】おかえり、僕のお姫様…。

第3章 愛しい約束…


 
 



『…私だって…できるなら、ここにずっと居たいです。でも───…っ…』



小さく声を震わせながら、僕の部屋の前で
言った。



『父上がっ……もう、ダメかもしれないって、母上がっ…』

沖田「っ…」



そう──。
彼女の…父親の容態が、あまり良くないらしい。

さっき、近藤さんに渡された文は、それを知らせるためのものだった。

彼女の父親は、1ヶ月程前から、何かの病にかかっていたようで──
母親はそれを、今日のさっきまで
彼女に隠していた。

それを知った彼女は───さっき泣いた。


 
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