第2章 想い
「まあ、ごめんってwオミちゃん♪」
「ダメだ。本郷と塚本、後で職員室な」
「「えーーーーーーーー。」」
「これは、決定事項な。」
あー、最悪。なんで俺がわざわざ職員室に行かなきゃなんないのー。
でもなー、本気でキレると怖いんだよなー。オミちゃん。
「徹也ー?仕方ないから、職員室行こー?オミちゃん、怒るとマジ怖いじゃん?」
「そうだねー。怒られるのはダルいけど、マジギレしてる時のオミちゃんほど怖いものは無いからねー。」
「あんま、気ぃ乗らないけど、しゃーねーから行くかー。」
「そうだねー。」
「失礼しまーす。オミちゃんいるー?」
「なんだ。お前らか。今、遅めの昼食なんだけど。」
「あ、そう。じゃあ、帰るわ。オミちゃん」
「いや、帰んな。コラ。」
「先生、こんな不規則なんすか?」
「あ、なんのこと?」
「弁当の事っすよ。いつも栄養偏ってるの食べてんすか?」
「いいだろ、別に。まだまだ老後は先なんだから。」
「ダーメ。これからは僕が作ってやるっすよ?オミちゃん、結構、その辺の女子なんかよりは料理上手いっすよ?」