• テキストサイズ

甘い罠にかけられて

第2章 想い


「まあ、ごめんってwオミちゃん♪」

「ダメだ。本郷と塚本、後で職員室な」

「「えーーーーーーーー。」」


「これは、決定事項な。」


あー、最悪。なんで俺がわざわざ職員室に行かなきゃなんないのー。

でもなー、本気でキレると怖いんだよなー。オミちゃん。

「徹也ー?仕方ないから、職員室行こー?オミちゃん、怒るとマジ怖いじゃん?」

「そうだねー。怒られるのはダルいけど、マジギレしてる時のオミちゃんほど怖いものは無いからねー。」

「あんま、気ぃ乗らないけど、しゃーねーから行くかー。」

「そうだねー。」

「失礼しまーす。オミちゃんいるー?」

「なんだ。お前らか。今、遅めの昼食なんだけど。」

「あ、そう。じゃあ、帰るわ。オミちゃん」

「いや、帰んな。コラ。」

「先生、こんな不規則なんすか?」

「あ、なんのこと?」

「弁当の事っすよ。いつも栄養偏ってるの食べてんすか?」

「いいだろ、別に。まだまだ老後は先なんだから。」

「ダーメ。これからは僕が作ってやるっすよ?オミちゃん、結構、その辺の女子なんかよりは料理上手いっすよ?」
/ 41ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp