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甘い罠にかけられて

第4章 揺れる



僕は先輩のお言葉に甘えさせていただきました。

今、シャワーを浴びています。

いつもよりも気持ちがいい。
とてもシャンプーの匂いがいつもよりも心地いい。

そのせいか、髪がサラサラになったような気がする。

いつも通りの順番で身体を洗っていく。
この石鹸使うと肌がスベスベになってとっても良いんだよなー。
まあ。少しお値段は張ってるけど、妥当な値段だと思う。

洗顔もする。
洗顔用のブラシで顔をきれいにしていく。
ニキビができやすい僕にとってはこれが最高の味方なのだ。

全ての工程が終わった後、僕は浴室をあとにし、濡れた髪や身体をタオルをつかい乾かし、ドライヤーを使い優しく乾かした。

そして、僕は髪を乾かしパジャマに着替えた僕は先輩の元へ向かった。

「先輩ー?この間、映画のDVD借りたんですけど一緒に観ません?僕、ホラー系好きなんですけど、一人だと怖くて・・・。ダメ・・・、ですかね・・・?」

僕は渾身のワガママだ。
本当はホラー系は好きだけどね。
ただ、先輩と仲良くなりたいだけ。

「別に大丈夫だけど・・・。」

俺は渾身の強がりだ。
正直、ホラー系めっちゃ苦手だ。
ただ、祐里斗と一緒に居たいだけ。

心の声『あれ・・・、祐里斗(先輩)のことこんなに意識してたっけ?』


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