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甘い罠にかけられて

第4章 揺れる


「じゃあ、俺。祐里斗の家に泊まるわ。」

「え・・・、服は?僕の服じゃ先輩キツいじゃないですか・・・?」

「そこは大丈夫だよ。服持ってきてるから。」

「あ、そうなんですか・・・。だから・・・こんなに大荷物抱えていたんですね・・・。」

「じゃあ、僕の家戻りましょうか。」

そして、電車に揺られ二人は祐里斗の家にまで向かった。

祐里斗の家はとても綺麗な家だった。

「先輩、もしよかったら先にお風呂入ってきたらどうですか?僕はご飯作っておきますんで。」

「そこはお言葉に甘えちゃおうかな。」

「じゃあ、そうしておきましょう・・・?」

僕は、そう言って先輩をお風呂にまで誘導した。

(ふふふ・・・先輩、覚悟してくださいね?)

俺は、祐里斗に言われるがまま風呂に向かった。

祐里斗の家の風呂は一人分では広すぎるくらいの大きさだった。

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