• テキストサイズ

甘い罠にかけられて

第4章 揺れる


「じゃあ俺、ペンギン!」

「僕も、ペンギンで。」

俺と祐里斗はお揃いのペンギンのぬいぐるみを買った。

「先輩とお揃いなんて・・・、嬉しいです。」

「俺もだよ。」

俺は知らず知らず祐里斗を意識し始めてきていることに気づいた。

この胸の高鳴りは何のせいだろうか。

それを考えていけばいくほど、高鳴りは収まることがない。

「なあ・・・、祐里斗?俺のことどう思ってる・・・?」

「最初は怖いって思ったけど、こうやって話したりするたびに優しい人なんだなーって思ってます。結構、僕も先輩のこと好きですよ?」

「誘ってるの?俺のこと。俺も、祐里斗が好きだ。」

「なあ、今から祐里斗の家に泊まり行きたいんだけど、大丈夫か?」

「大丈夫ですよ?僕、一人暮らしなんで。」

/ 41ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp