第2章 想い
うっかり心の声を漏らした僕は大変なことになっていた。
「お兄ちゃん、説明して!!ヤキモチってなんなの!!お餅でも焼くの??なんなの??答えて!!!!!!!!」
僕は、葵から質問責めにあっていた。
すると、真緒が口を開いた。
頼むから、余計なことは一切言わないでくれ!!
真緒!!!!!!!!!!!!!!!!
「葵ちゃんが、久々に僕が来たのを喜んだから徹也は心が苦しそうになったんだよ。それをヤキモチって言うんだ。だから、お餅は焼けないかなー。」
「え?そうなの?今から、お餅焼いてくれるんだと思ってた〜。つまんないのー。真緒お兄ちゃん、ありがとう♡大好きっ♡」
「ありがとう。可愛い可愛い可愛い葵ちゃんに言われてとっても嬉しいなー。俺も、葵ちゃんが大好きだよ。」
そう言って、葵ちゃんの頬にキスをした。
「お、お前!!!!!俺の妹のファーストキス、今、お兄様の目の前で奪いやがって後で覚えてろ!」
すると、聞き覚えのある声が聞こえた。
「ただいまー。クソ童貞。」
その声は妹の翔子の声だった。
「おかえり、翔子。あと、誰がクソ童貞だ!!この腐れビッチ!」
「誰がビッチだとこのクソ童貞!!!!!寝とけや!!!!!」
「やめとけ。千秋と翠が起きちゃうだろ。」
「あ、ごめんなさい。真緒。てか、さっきからなんかモサいオッサンがうろちょろしててキモかったー。」
「え、それ先に言えっての?!翔子はとりあえず葵達守っとけ。僕と真緒は外に行く!!」
「わ、わかった!!!!!!!!」
徹也と真緒は、外に出た。そこには意外な人物が外にいた。