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アイドルだって恋しちゃいます!【アイナナ】R18禁

第1章 ライブの終わりに/八乙女楽


「そろそろ帰るか……」


流石に車の中で最後までは無いだろ
(誰も見てないだろうけどかなり揺れるからな)

とりあえず、俺の息子にはガマンをさせるか。


興奮した身体を落ち着かせようと凛から身体を離そうとするとシャツの袖を控えめにキュッと握り


「やだっ……」

「おまえな……」


そんな瞳で俺を見るなよ
捨てられた仔犬のように縋るな
(俺の理性が持たねぇんだよ、わかれよ)


「初めて凛を抱くのに車の中じゃマズいだろ」

「私は……」

「ん?」

「楽さんなら……どこでも……むしろ、車の方が……」

「車の方が?」

「ぴったりと身体がくっつくから……嬉しい」

「おまっ……!」


慌てて手で口元を隠す。

凛があまりにも可愛い事を言うから照れくさくて顔がにやけちまう。

……もう、駄目だ
理性なんてクソくらえだ。


此処が車だろうが関係ねぇよ。
大事なのはお互いの気持ちだ。



「……楽さん?」

「プライベートでは楽って呼べよ」

「え……でも……」

「いーから、呼べ」

「っ……楽……」

「よし、良い子だ……ご褒美な」

「ンッ……」


俺は凛に跨がり、熱いキスとそれ以上に熱いモノをおまえにやるよ。



「俺を煽ったんだ……覚悟しておけよ」

「……うん……大好きだよ……楽」








◆オマケに続く→
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