第1章 ライブの終わりに／八乙女楽

◆オマケ



「（ナギに社会科見学って言われて無理やり連れて来られたんだけど）
ねぇ、ナギ……一体？」

「OH－！！やはり、いましたね」

「誰が？……え？あのナンバーって……八乙女さん？！」

「YES！　さあ、ナニをしていると思いますか？」

「何って？……あ、女の人と一緒にいる……？」

「狭い車の中、素敵な夜景を見ながら愛を語り合う２人は……ナニをしていますか？」

「え？そんな覗き見なんて悪いっ……あ……」

「八乙女氏はナニをしてますか？」

「き、キスして……ケホッ……（は、裸で抱き合って……）　
天にぃに……で、でんわっ……電話しないとっ」



「も、もしもしっ！！」

『陸？何？』

「てっ、ててて天にぃ！！」

『何？』

「やっ、八乙女さんが……っ！！ゴホゴホ！！八乙女っ、さんがっ……！！」

『落ち着いて。楽が何？』

「八乙女さんがっ……！！」

「OH！さっきより一段とロデオしてまーす！！」

「？！ゲホッゲホッ！！」


『……ロデオ？』

「あっ……！いやそのっ……！」

『ねぇ陸、もしかしてウチの楽カーセックスしてる？』


「？！ゴホゴホ！！……っはぁ……ゲホッ！！」

『……正解みたいだね』

「いやっ……！えぇっと……」

『終わったら楽に言っといて。
「戻ったら覚悟しておいて」って』








◆楽Fin