アイドルだって恋しちゃいます!【アイナナ】R18禁
第5章 双子からのプレゼント/七瀬陸 九条天
「どうしていいのか……わかんない」
ねぇ、凛。
キミはボクを殺す気かい?
そんなに照れまくった顔で「どうしていいのか……わかんない」って可愛すぎて顔が緩みそうだよ。
無理やりに凛を組み敷いて自分のモノにしたくなるのを必死で抑えてるんだけど。
「あのね、その……私……経験……なくて」
小さな声で恥ずかしそうに告白してくる凛に胸が熱くなってくる。
やっぱり今すぐにでも押し倒したい
これがボクの本音。
でも、そんな乱暴な事はしないよ
凛が大切だから。
凛の初めてが素敵な思い出になるように
ボクが優しく導いてあげる
「凛……ボクにすべてを預けて」
「天……」
「ボクにすべてを委ねて……いいね?」
「うん……」
少し震えている凛を腕の中に閉じ込めて、触れるだけのキスをを繰り返す。
「ンッ……ぁ……」
小さな吐息を洩らした時にちょっとだけ舌をいれると、ボクの服をきゅっと掴んでくるんだ。
懸命に舌の動きについてくるキミが愛おしい。
大丈夫、心配しないで
ボクは優しくキミを抱くから。