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アイドルだって恋しちゃいます!【アイナナ】R18禁

第5章 双子からのプレゼント/七瀬陸 九条天


チュッと軽いリップ音が聞こえて軽く唇を合わせる私たち。

いま陸とキスをしたんだと思うと急に恥ずかしくなってくる。


「凛……オレ、ずっと凛の事が好きだったんだ」

「え?過去形?」

「あ、違うよ……ごめん、何だかそのっ……嬉しくて、緊張しちゃって……今も好き……だよ」

「私も……陸の事、好きだよ……んっと……なんだか緊張しちゃうよね」


お互いに照れ笑いをしちゃう。
これから先をどうしていいのかわかんない。

でも、もっと陸と触れ合いたい。



「ね、凛」

「ん?」

「もっと……キスしていい?」

「うん……私も陸ともっとキスしたい」


軽く合わせるキス
それだけで頭がおかしくなりそうなのに、陸ったら更に深いキスをしてきてどうにかなっちゃいそう。


「ンッ……陸……」

「すごい……気持ちいい……」

「私も……よかった……初めてのキスの相手が陸で」

「え?……オレが初めてなの?」

「うん……」


ずっと陸が好きだったから。
他の人を好きになる事もなかったんだもん。



「凛……ごめん、オレ……」

「ん?」

「そのっ……」


陸の顔が真っ赤なんだけど……なに?
何を言おうとしてるの?


「凛の初めて……もらってもいい?」

「っ……」


嬉しくて涙が溢れだしちゃうよ
大好きな人と結ばれるなんて

私は返事の代わりに陸に抱きついた。
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