第4章 *まさかの…再会!*
家に着いた。
『火神大我…テツの新しい光。
…あいつも早く帰って来ねぇかな』
小さい頃家が近くて、一緒にバスケしてたあいつ…。髪が赤くて、面白い眉毛してて、元気で、口が悪くて、誰よりも負けず嫌いで…。
何時も一緒に居た…
なのに。
ピンポーン♪
玄関で蹲ってたら、インターフォンが鳴った。
『はーい』
返事をして、玄関を開ける…
………と
火神「昨日、隣に越して、来、た……」
『、なっ!!!』
逆再生して、家に入る。
…今の火神だよな?うん。間違いないよな?
もう一回ドアを開ける…
『、なっ!!!』
やっぱり居た…
ドアを閉めようとして火神に止められた。
火神「そんなに避けなくてもいーだろーよ。
…まさか隣だったとは、な。」
『ぁ、ああ。』
火神「親御さんは?今居るか、挨拶したいんだけど。」
『居ない。1人暮らしだから…』
火神「そっか。んじゃ、これ差し入れ。あと夜食食べるか、1人暮らしなんだろ?俺、これから食うから要るんだったら来いよ。」
『おう、食べる。鱈子おにぎり希望な。』
火神「分かった…つっても鱈子はないから。隣だから勝手に入ってイイから。これケーキだから、冷蔵庫入れてから来いよ」
『いや、今食べるから持っていって。』
火神「ぉ、おう。よく食うな。」
無視。いっぱい食べるのは、マジバ行って分かったでしょうが!
それに…流石に言われ慣れました(汗)