• テキストサイズ

Blue【気象系BL】

第6章 運命の深い渦


ゾワゾワ、どきどきするだけで、
マッサージになってないから…

「俺、眠いんだよね~」
わざとそっけなく言ってみるが、
雅紀は一向にめげない。

「寝てても、いいよ…」

そう言いながら、止めていた手が、
また動き出した。

背中を、下から上へゆっくりと撫で、
触るか触らないかの、
絶妙なタッチで、背中全体を摩り、

その手を、急に脇の下から、前に回し、乳首を摘んだ。

「あっ…」

不意の刺激に、思わず声が漏れる。

「あれ?翔ちゃん、寝てなかったの~?」


…寝られるわけないでしょ!

「その手がさ…」

「え~?どの手?」

そう言いながら、
両方の乳首を、指の先で捻り、
そして、潰した。

「やっ////あぁ...」

自分でもビックリするほどの、
甘い声に、
俺も、スイッチを入れた。


上半身を起こしながら振り返り、

雅紀の唇に自分のそれを押しあてた。

首の後ろに手を回して引き寄せると、
条件反射のように、
雅紀は、唇を薄く開くから。


強引に中へ舌を滑り込ませた。

当然、もうとっくにスイッチの入っている彼は、

俺の舌を絡めとり、
強く吸い上げた。


室内に、ふたりの矯声と、
口から卑猥な水音が響いて、

俺の脳髄をトロけさせた。



/ 794ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp