第32章 turning point~転機~
「ど〜せさ、面倒くさくなったんでしょ?」
「だって、シーツ替えなきゃとか、いっぱい出すから脚伝わって廊下も汚れた…とか言うし…さ……」
(# ̄З ̄)……
「………ごめん」
素直に謝ると、智はそっと身体を擦り寄せてきた。
その愛しい塊をぎゅーっと抱き締めた。
僅な隙間さえも埋めるみたいに、強く。
「俺が普段、そんなこと言うから…
俺のせいだね」
なんだよ…
急にしおらしくなんなや〜
いつもみたいに、しつこく拗ねたり、いじけたりしてろよ…
調子狂うじゃん(^_^;)))
「……さとし…」
背中を抱き寄せたまま、
目尻にそっと唇を押し付けた。
……いとしいひと……
「今日はなんかさ、中に欲しかったんだ…しょうちゃんのせーし…」
……(///∇///)
ストレート過ぎて、テレるじゃん!
「じゃあさ、また今度な…」
「どんなに中で出したって、
妊娠することもないんだしさ…
もう、シーツが…、とか
廊下が…、とか、
そんなこと絶対言わないから。
なんなら毎日だって、
何回だって。
いつも欲しいよ…翔ちゃんのせ…」
恥ずかしいから、顔から火が出る前に、その饒舌な唇を塞いだ。
「…ん…っ…」
智は俺の頭をグッと引き寄せ、強引に舌先を突っ込んできた。