第32章 turning point~転機~
マジでヤバいな…この状況…
何しろ最近こういう事してないからさ。
清い身体には、少しの刺激が命取りだ。
俺ばっかりが一人で気持ちよくなるのもどうなの?だよね?
だったら、翔ちゃんにも…っと。
俺は手を伸ばして、俺に跨った脚の間に手を伸ばした。
「あっ…」
触られるのを待たずして、翔ちゃんの方から俺の手のひらに押し付けられた『いちもつ』……
しかもカッチカチのやつ…( ̄▽ ̄)!!
「…翔ちゃん…」
口をすぼめて睨む俺に、
「これ、触りたかったんでしょ?…どうぞ♡」
……どうぞ♡…って…
こんな人様には到底言えないような(言ってるけど)状況なのに、
やってることはスケベじじい以外の何ものでもない、のに…
やっぱり翔ちゃんは天使のような微笑みのままで…
「まったくさ…ホントに…」
そう溜息交じりにぼやきながら、
俺は押し付けられた『いちもつ』をそっと包み込むように握ってやった。
すると『そやつ』は
別の生き物のようにピクリと跳ねた。
……………(-。-;)
「……わざとやってるよね?」
じとりと睨んでやると、翔ちゃんは、
「腹筋割ると、コッチも大きく動かせること、知ってた〜?……ほらっ♥️」
そう笑う翔ちゃんは、
やってることはクソガキなのに、
↑さっきはエロじじいって…
やっぱり、無邪気な少年のようだった。