第32章 turning point~転機~
頬から首筋に滑って来た熱を受け止めて、
俺は翔ちゃんの背中に手を回した
バスローブの紐を引っ張ると、
その中に手のひらを滑り込ませてきた。
「あ、やっ…」
翔ちゃんの指は、もう少し芯を持ち始めた粒を摘まんで軽く捻った。
嫌じゃないのに、つい反射で嫌だって言っちゃうよ…
ホントはもっと強くシテ欲しいのにさ(*´з`)
「智…キスだけで、感じちゃったの?」
そう笑いながら、翔ちゃんは『おれ』を握った
あ…
バスローブの下、パンツも履いてなかった…
もう~///未だにパジャマの翔ちゃんと、
前を肌蹴た素っ裸の俺…
なんだか温度差がありすぎて恥ずかしい…
(今更~?)
「ねえ、俺だけじゃヤダよ…
翔ちゃんも!」
「ふふ…いいよ…じゃ、智が脱がせてくれる?」
「いいよ…」
身体を起こすと、抜け殻みたいにバスローブはベッドに置き去りになり、俺はもう、前おっ勃てて、全裸///(*ノωノ)
ベッドに膝立ちした翔ちゃんのパジャマのボタンを1つ1つ外すと、真っ白な肌が現れた。
俺が付けた朱い痕も、もうすっかり消えていた。
……いつからしてなかったんだっけ?俺たち…
目の前に現れた平らな乳首をそっと噛むと、
それは直ぐに堅く尖って来た。
「同じになった♡」
嬉しくて顔を見上げると、
「じゃ…下も脱がせて」
そう言った翔ちゃんの瞳は、
さっきと違って艶っぽく潤んでいた