第31章 僕が僕らしくあるために
すると彼は、目を細めて口角を少し上げた。
「ん??」
「翔ちゃん…その舌遣い、エロい…」
「はあぁ~?」
「もう…想像しちゃったじゃんか…」
薄っすら赤くなった智が、想像したと…
……それってさ…
なに言ってんだか!
俺まで赤くなるじゃねーか(≧∇≦)
すると智は、溶けて自分の指についた、
トロっとした白い液体を、
↑言い方!!(*ノωノ)
俺の方へと差し出してきた。
俺は、吸い寄せられるように、
その指の液体に唇を寄せた。
『チュパッ♥️』という、
妙に卑猥な音がしてしまい焦った。
慌てて離れようとした俺の首を、
智はがっつり引き寄せて、
「もっと…」
って………
…………(σ≧▽≦)σ
………(〃⌒ー⌒〃)
……(-""-;)
「さとし……お前……」
「んふふふ、翔ちゃん、か〜わい♥️」
こいつ…完全に揶揄ってやがる…
ちくしょう(-_-#)
ここが、こんな外じゃなかったら、
窒息死寸前まで、息も出来ない濃厚なキスをお見舞いしてやるのに('ε'*)
すると智は、残りを食べ終えて、
ウエットティッシュで手を拭きながら、
「あ〜あ、今ので翔ちゃんに俺のエッチな白いやつ…嘗めて欲しくなっちゃったぁ〜」
と……
しれっと言いやがった…
なんか………
先が思いやられるのは、気のせいだろうか?
俺の硬い決意の旅だった筈が…
出だしからこんなじゃ、
言える気がしないよ……
何とかしないと……