第26章 ようこそ、我が家へ!
わいわいと賑やかに、
いつもの俺たちの時間が過ぎ、
そろそろパーティーもお開きなのか、
という空気が漂う。
智は、俺に凭れて寝てるし、
相葉くんは、やらしい手つきで、
レースクイーンの太腿の奥を狙ってる。
なぜか今日は俺の横に来てたニノ、
「翔ちゃん、そのおじさん、どーすんの?」
と、智を覗き込みながら言うから、
彼の首筋が俺の目の前に.....
ゴクンッ///思わず生唾を飲む音が、
ニノに届き、彼はアップで
ふんわり笑う。
「翔ちゃん....ちゅう、しよっか?」
女子高生が俺を誘う。
薄めの赤い唇で、
キスをしないか?って....
「えっ??...いや...あの...」
.......////////
スローモーションで近付いてきたそれが、
俺の唇と重なる。
避けようと思えば、できた。
ダメだよ..って言えた。
なのに.....
何で俺、無抵抗で、
ニノとキスしてんだろう...
....さっ..智が、起きるってば//
ニノが顔の角度を変えたから、
俺の唇が自然と開き、
その中のするっと入り込んできた
ニノの熱い舌が、
俺のそれを捕まえて、卑猥に絡めとる。
......ダメだよ..これ以上したら...
痺れ始める意識と戦いながら、
眠る智をそっと盗み見ると、
!!!!!!!
智が、俺たちをじっと見ていた。
「さっ、さ...さとひ///」
焦ってニノを離し、
噛み倒す俺を、
智は無表情で見つめていた。
.......こっ、恐いよー(>_<)/~~