第26章 ようこそ、我が家へ!
デザートのアイスを出してきたニノが、
俺の隣に座った。
「翔さん、バニラでいいよね?」
「おー..♪ありがと、ニノ♪」
心なしか、ニノとの距離が近くて、
ニノの膝が俺の太腿にくっついてて、
....ちょっとドキッとする。
だってさ、
今日のニノは、ニノじゃなくって、
女子高生❤...だし(*^-^*)
なま足の膝が、
妙に色気があるんだよね...
黒い揃った前髪の奥から、
イタズラっぽい目で、
ニノが俺のことを見る。
その目に、
なんだろ....ドキドキしちゃって///
すると、
反対側の太腿に、黒い網の
規則正しいひし形の膝が当たった。
その膝の上を辿っていくと、
すげー顔して、
智が俺のことを睨んでた...
こっ、恐いんですけど(*_*;
「あのさ!翔ちゃん今日、
ニノにデレデレし過ぎじゃない?
セーラー服が好きなの?
や~らし( ̄ヘ ̄メ)」
「そんなことないって//」
「そんなこと、ありますぅ('ε')」
あ~あ///
智、へそ曲げちゃった~...
そんな俺たちのやり取りを、
ニノは、口元を、隠して笑ってみてた。
これは、ニノにはめられたんじゃね?
智の嫉妬深さを分かってて、
わざと、煽ったんだ。
まったく///
まんまと、やられたんだ、俺たち。
智ってば...
俺は、可愛いバニーの太腿に、
手を置いておいて、
「ニノのことは見てたけど、
お前が誰より可愛いし❤」
耳元でそう囁いてやったけど、
「見てたって、認めたね!」
って.....
もう////めんどくさいから、
おじさん(((^_^;)