第25章 新しい生活が始まる
お風呂場は、無駄に広くて、
白を基調にしたオシャレな内装で
ジャグジー仕様のバスタブがある。
間接照明を駆使した、
ムード満点のバスルーム...
俺たちは、パッパッと潔く、
服を脱ぎ捨てて、
一気に真っ裸になった。
俺の、ちょっとだけ元気になりかけのソレを、
ちらっと横目で確認した彼は、
口許だけで、少し笑った。
なんか、
俺だけ、すげー期待してるみたいで、
やなんですけど..('ε'*)
↑いや、実際そーだから///
並んで頭を洗い、
泡をたっぷり出して
体を洗う。
なんか、無言で....
なにを、急いでるんだか、
焦ってるんだか、
......前にも、こんなこと、
あったよな..(^^;
念入りに、後ろを洗ってる俺…
視界の隅には、
俺に分からないように、
いつも以上に、丁寧に
俺と同じところを洗ってる彼...
.....フフッ..ヤられる気じゃん♪
ちゃんと準備万端、
俺に愛される気でいる翔ちゃんに、
アイツはますます張り切る///
...だからぁ...
待てってば///そう慌てんなって!
俺のそんな邪念に気付かないのか、
ソコを洗ってたのを、
バレてないとでも思ってんのか、
翔ちゃんは泡を落とすと、
静かに湯船に浸かった。
その後を追うように、
俺も楕円形のバスタブの、
反対側に沈み、彼と向かい合った。
その際、期待する俺をチラ見して、
赤くなって目を反らす翔ちゃん....
その乙女な反応は、
いつもの余裕たっぷりの、
彼ではなく、やたらと
...可愛い❤
受けに回るときの彼ってば、
なんでこんなに
俺をキュンキュンさせるんだよ!!
......あっ..やべ...
そっと下を向くと、
お湯の中、ぎんぎんにやる気の
アイツが、『まだですか?』って、
俺のこと見上げてた。