第25章 新しい生活が始まる
【 翔side 】
おやおや...智くん、
なんか、ご機嫌ななめだけど...
まあ、自分は一生懸命片付けてたのに、
俺が飲んでたのが、気に入らない...
ってとこでしょうけど(^^;
ちょっと、膨れた感じが、
また、可愛いんだけど~(^3^)/
俺はそんな彼のことを、
ちょっと放置して、
相葉くんと盛り上がった。
...わざとじゃないよ//
その前から、
相葉くんのロケの話を聞いてたんだよ...
松潤が、優しく声を掛ける。
「リーダー、何呑む~?」
「...水でいい...」
なんだ、それ...
全く...大人げないんだから(^^;
ほら、松潤が苦笑いしてるよ...
つーかさ、ここにいるみんなが、
智の機嫌が悪くて、
その原因が何なのか...
しっかり検討ついてる、って感じよ?
...んで、こっそり笑ってるよ...
分かってないのは、
兄さん...あなただけですから//
するとニノが、俺の隣に、
ぴったりとくっついて座り、
「翔さん、指輪みせてよ~!
誕生日に貰ったんでしょ~❤」
「え~...うん...」
俺の手を触って、指輪を見るニノ。
「へえ~...意外とセンスいいじゃん♪」
相葉くんも顔を寄せて、
「ホントだぁ..おっしゃれ~♪
ペアリングでしょ?
どこで買ったんだろうね~」
そう言いながらも、にのあいは、
送り主には、わざと振らない。
「翔ちゃんってさ~...
手、おっきいよね~...ほら..」
相葉くんが俺の手と重ねる。
「そうだよね~...俺と比べると...ほらっ!」
今度はニノが、俺の手と自分の手を重ね、
終いには、
「こうやって繋ぐと...
ほら、恋人みたい❤」
ニノが、わざとだろうね...
艶っぽく笑った。