第24章 On Special Day !!
誰もいないリビングで、
俺は紺色のフリフリに袖を通した。
「スカート、短かっ///」
太腿がかなり見えて恥ずかしい。
だってその下には、
赤いレースのちっちぇえパンツが...
ニノの趣味らしい...
...あいつ、エロいんだよ///
何とか着替えて、三つ編みのかつらも着け、
仕上げに白いレースのカチューシャを着けた。
...鏡の中の自分に、思わず赤面///
......かっ...可愛い❤
これなら翔ちゃんも喜んでくれるかな~
......そう言えば..
俺は、相葉くんの耳打ちを思い出した。
『裸にエプロン』
.........
まだ帰って来ないから、ちょっとだけ、
試しに...
直ぐに、着替えちゃえばいいんだし。
俺は、悪魔相葉の囁きに導かれるように
↑大袈裟かっ///
折角着たワンピースを脱いで、
真っ裸になると、
そこに白いエプロンだけ着てみた。
.........なんだこれ///
犯罪レベルのエロさじゃねーか!!
こんなのダメだ///
いくらなんでも、これはない!!
俺は、慌てて着替えようとした。
その時。
玄関のチャイムが鳴った。
えっ?
えっ??
直で、玄関が鳴るってことは、
翔ちゃんだ!!
翔ちゃんが帰ってきた!!
何で??
予定より30分以上早いじゃん!!
うそ///
どうしよ~!!
どうしよう、こんな格好で///
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう......
無情にも、玄関の鍵が、
ひとりでに開いた!
(もちろん、この家の主が
開けたんだけど...)