第24章 On Special Day !!
【 智side 】
新幹線の中でガッツリ寝ていた俺は、
夜も元気に翔ちゃんとの『何』を楽しんだ。
2度目のシャワーを浴びた後、
ベッドでまったり...
まあ、恒例のイチャイチャTIME。
久しぶりの翔ちゃんちのベッドは、
翔ちゃんの匂いがして、
幸せ3倍増しだった。
「翔ちゃん...」
「...ん~?」
彼の腕枕で、彼の胸に凭れて、
思いっきり甘えた声で言ってみる。
案の定...鼻の下を伸ばして、
デレデレの翔ちゃん...
「小林さんさ...可愛い人だね..」
「そう?...まあ、そーだね...
もしかして、智のタイプ?」
...いやいや、そうじゃなくってさ..
苦笑いの俺に、
「そう言えばさ、小林、
俺と智の事、気付いたよ」
「えっ??...どうして..」
「分かんないんだけど~、
俺の智を見る目が..
まあ、そう言う目だった、みたいよ~」
「そう言う目って..どんな目で見てたの、
俺のこと...」
何となく分かっていたけど、
敢て聞いてみる...
期待した応え、くれるかな~..と思って♪
「エロい目かなぁ~...」
......
何だよ...それ..(ー_ー;)
「どんな目だよ..」
口を窄める俺に、
翔ちゃんが覆いかぶさってくる。
「もう~///可愛い~智❤」
完全にバカにされてる...
「いいよもう..おしっこして、寝る//」
悪ふざけの彼をほったらかして、
俺が立ち上がろうとすると、
急に腕を引かれて、
再び彼の胸の中に抱き留められた。
「何だよ..どうしたの?」
ギュッと抱き締められて、
俺はちょっと戸惑った。