• テキストサイズ

Blue【気象系BL】

第23章 これから行く道


こんな彼を見れただけだって、
来た甲斐、あったじゃん///

今までだって、
これ以上ないくらいに好きだったけど、

今日また、もっと好きになった❤


その位、ゲレンデの翔ちゃんは
カッコよかった。


ステージや、司会や、NEWS読んでる時や、
そのどれとも違う、新しい櫻井翔...


ゲレンデマジックって、
ホントにあったんだ。

それくらい、カッコよかった。



雪煙を巻き上げて、
俺の横に翔ちゃんが止まった。

「見てた~?」

「..見てたよ..死ぬほど、カッコよかった❤」

素直に感想を言う俺に、
ちょっと赤くなった彼は、

「転ばなくてよかった~!」
そう笑った。


......翔ちゃん、
反則だよ、その笑顔...

雪をバックに、そんな顔されたらさ...



俺と翔ちゃんは、昼には少し早いけど、

リフトに乗って、待ち合わせ場所の
山頂のロッジに向かった。


もうこの時の俺は、
自分から作ろうとしていた壁を崩して、

俺から翔ちゃんの友達の中に、
入って行ってみようって、

そう思っていた。


いじけて、頑なに閉ざそうとしていた俺の心を、

翔ちゃん、
君は何にも言わないけど、

ゆっくり、時間をかけて、
自然に解してくれた...


君にはもう、お手上げだよ。

説教されたりしたら、
もっと意地になっちゃうとこだったし...


ロッジに入って行くと、
その一角の半個室っぽい部屋に、

彼の仲間が集まっていた。



/ 794ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp