第22章 歩いてきた道
いつの間にか、みんなが立ち上がり、
俺は、裁判を受けてる被告人の気分で...
自分がこれまでやってきたことはさ、
成り行き、なんて言葉で
うやむやに出来るはずもないこと
だったんだ...
....今更だけど、
申し訳なくて...
その時その時は、真剣だった、
なんて、そんなチープな言い訳、
最早できないよ...
「でも俺は、翔ちゃんに
救ってもらったから、
ホントに感謝している。」
「相葉くん...」
「それにさ、
翔ちゃんが教えてくれたから~?
今は、ニノと松潤と、
仲良くできてて、幸せだしさ♪」
「そそ...翔ちゃんに、
開拓してもらったからね♪♪」
ニノにウインクされて、赤くなる俺...
...開拓..ってさ...
俺は、何なんだよ///
「ごめんね...リーダー..
そんな、頭下げてもらおうなんて、
全然思ってないし..むしろ止めてよ!
もう、翔くんは、
リーダーのものでしょ?」
松潤も、やっと笑顔になる。
「そういうこと!
選んだのは翔ちゃんで、
勝ったのは、リーダーだから。
胸張ってて、いいんだよ」
相葉くんが、明るく言う。
「何気に、このおじさんが
一番だったってことかな?」
って、ニヤニヤするニノ。
「えっ?一番って?何が一番??」
相葉くん、何期待してるの?
ニノの答えに///
「そりゃ~ね~...あれ♪でしょ?」
「あれか?マジかぁ~...
負けたんか~///」
すっかり茶化すにのあいに、
「お前ら!ふざけんなよ!!」
...俺は、真っ赤だった..
..んだろうな..たぶんσ( ̄∇ ̄;)