第20章 君が好きだから
ちょっとだけ怯えの色を宿した君の瞳が、
俺を昂ぶらせてく..
貪るように口づけを交わしてから、
翔ちゃんを見つめて、
目だけでちょっと笑ってみる。
..期待してる...そうでしょ?
そんな、被害者みたいな顔してさ..
..ほんとは、
待ってるんでしょ?
俺から貰う、ピンクの刺激..
俺はピンクのそれにスイッチを入れた。
鈍いモーター音にがして、
君は熱っぽい目で俺を見上げた。
離したばかりの唇を、
再び重ね、舌を捻じ込んで、
翔ちゃんの顎が上がるのを見てから、
俺は相葉くんのピンクを、
そっと彼の胸の尖端に近づけた。
触れるか触れないかのその瞬間、
「やあっ...」
可愛い声を出して、君の身体が跳ねた。
...感じたの?
鳥肌..立ってるよね...?
俺は、敢て小さな粒の回りを
そっと這わした。
「...あっ..ぁっ..やっ...」
面白いほどに反応する君の身体...
「気持ち..いいの?」
できるだけ甘い声で彼に聞いてみると、
翔ちゃんはそれには答えず、
潤んだ目で俺を見つめた...
もっと、欲しいんでしょ?
...強請ってよ..
俺に...
もっと、って、可愛い声で、
鳴いてみせてよ...
俺は、ピンクのそれを、
彼の硬く勃ち上がった粒に、
そっと押し当てた。