第20章 君が好きだから
何それ//
何それ///
何、それ//////
誰よ...あなた...
その変わりようったら///
キュンキュンするってば!!
俺は、彼の手を引いて、
アイツをピョコピョコいわせて、
寝室に連れて行った。
始めから、俺たちを
招待してくれるつもりでいたんだろうね~♪
ベッドはきちんとメイキングされていて、
サイドテーブルには、
必要なものが、揃っていた...
(相葉ちゃん!グッジョブ♪♪)
「何だよ...それ..」
あまりの準備の良さに、
翔ちゃんも呆れてる。
ローション...
コンドーム..
そして... .....
これ...
...なんだ??
「あいつら...こんなん
使ってんのかよ///」
乙女な翔ちゃんを、真っ赤にしたソレは、
小さいピンク色で、
細いコードが繋がっていた。
「翔ちゃん、これ、なに?」
「あ~!!!やめろ!
持つな持つな///」
焦る彼の目の前にぶら下げて、
初めて俺は、
そのピンクが何かわかった!
AVで、観たことあるヤツだ!
女の子を『あんあん』言わせるアイテム...
...初めて、本物、見た~♪
俺は、翔ちゃんの目の前に
ソレをぶら下げて、
ニヤリと笑ってみた。
「ダメダメダメ!!無理無理///」
完全否定の彼に、
「何で~..」とわざとらしく
ショボンとしてみる俺。
「ヤダよ!智が使えよ!」
......あのさ..
翔ちゃんさ..
使ったことあるの??
俺は素朴な疑問を、
彼に投げかけてみようと、
彼の目を真っ直ぐに見た。