第20章 君が好きだから
快楽の波に飲み込まれるように、
俺たちは求め合い、
与えあった...
...相葉くんちの、風呂場で...
そして、
向かい合って湯船に沈む。
.........
「....智の、スケベ♪」
「...はあ?翔ちゃんには
言われたくないんですけど~///」
「あ..そう~..じゃあ、もう、
エッチなことしないよ...」
「ちょっ////どーしてそーなるのよ//」
......知ってるさ、
言わされてることくらい。
でも、いーの!!
そんなの、何でもないよ('ε'*)
「じゃあ、エッチなことしていいの~?」
「...して..ください..」(赤面//)
こんなさ、
バカップルのお手本みたいな、
甘々なやり取りが、
今は、すごく幸せだって、気付いた。
人はさ、いつもそこにあるものには、
幸せなんだって、
なかなか気付かない...
無くして初めて、
当たり前のことが、
どーってことない日常が、
どんなにか大切だったって
分かるんだ。
翔ちゃん....
ずっと、隣に置いてね。
俺のこと...
いつも君のことだけ見てるから。
何度だって言うよ。
『愛してる』
そんな言葉じゃあ、足りないけど..
他に、いい言葉が見当たらないよ。
どんな言葉だって、違う...
でも...
「ちょっと、翔ちゃん//
なにしてんのよ、さっきから!!」
「何ってさ、
さとしくんを可愛がってるの❤」
「足で~?」
「だって、嬉しいって、
大きくなってきたよ♪」
全く、人が浸ってるのに(-_-#)
まぁ、確かに反応しちゃってるけど。