• テキストサイズ

Blue【気象系BL】

第20章 君が好きだから


翔ちゃんの買ってきてくれたもので
遅めの夕御飯をとった。


「風呂、先に入ってくれば~」
翔ちゃんが言ってくれたけど、


「俺が片づけるから、先に入ってよ!」
少しは俺だってなんかやりたいし。


「一緒に入ろうよ...」

思わぬ誘いに、
ドキッとして彼の顔を見ると、

俺の好きな優しい笑顔でこっちを見てた。


「...じゃあ、後から行く..」


な~に赤くなってんだか///
ホントに、俺、いい年して、
全く余裕がなくなってて、

自分で、焦るよ...


翔ちゃんがくれる、
いろんな顔や仕草、声や言葉に、

身体の方が反応しちゃうって言うか...

..あっ!アレが、
あーなるってことじゃなくって!!


身体の奥が、じんわりと
温かい気持ちになるんだ。


.....どんどん好きになってく...

っていうか...


まさか、この年になって、
こんな気持ちを知るなんて、
自分でも意外だった。


......そして、そんな自分のこと、
結構気に入ってる...


んで、

もっともっと、
彼に翻弄されたいって、思ってる。


一緒に暮らしてから、
こんな風に離れたことが、

俺の気持ちに、
一層火を着けることになったみたいで...


翔ちゃんに
触れることが出来なかった5日間が、
↑ありえないレベルで根に持つ//

逆に、俺に彼の存在の大きさや、
大切さを、教えてくれたんだ。




/ 794ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp