第20章 君が好きだから
さっさと片付けを済ませ、
軽くスキップしながら、風呂に急ぐ。
着ている物を大急ぎで脱ぎ捨てて、
ドアを開けると、
もう洗い終わったのか、
翔ちゃんが浴槽に浸かっていた。
「ありがとね、智♪」
...その笑顔..
それにやられちゃうんだってば!
俺が頭を洗っていると、
脇腹をツンツンしてくる...
「ちょっ..くすぐったいよ~..」
身体をよじって
彼の指から逃げると、
俺が泡で目が開けられないのを
いいことに、
「なにがぁ~♪」
なんて言いながら、今度は、
触るか触らないかの、
微妙なタッチで、胸の先を掠めてく。
「あん❤」
思わず腰が引ける。
「翔ちゃん!!」
怒ったみたけど、
それで彼が悪戯を止める筈もなく...
反って煽ってしまう結果に...
いよいよ、翔ちゃんは浴槽を出て、
俺の背後に回り、両手で、
乳首を摘んできた。
「..やぁっ//」
その声に気をよくしてしまった彼は、
もう勃ち上がってしまったその粒を、
強く摘んで、引っ張って...
そして離した。
「はぁん...」
....もう!変な声出させないでよ!
(あんたが出してるんでしょうが///)
「目に、シャンプーが入った!!」
そう騒ぐと、
「しょうがないな~♪」
と、翔ちゃんがシャワーを
俺から取って、
残った泡を洗い流してくれた。
そのまま、身体も隅々まで洗われて、
為すがままの俺は、
そこだけピョコンと反応してしまう。
......恥ずかしい(〃ω〃)