第20章 君が好きだから
久しぶりの...
...といっても、
5日振り⬅また5日///
彼の匂いに、俺の頭はクラクラする。
「この後さ、相葉くんちに行こうか!
相葉くんが、使ってくれって!
久しぶりに...
.....シよ♪」
「えっ?」
突然のその誘いに、
俺は、真っ赤になった。
「わっかりやす!!」
笑う翔ちゃんを睨んで、言ってやった。
「だって、しょうがないだろ~?
ずっと、...毎晩..
...シたかったんだから///」
不意に、こめかみ辺りに
彼の唇が落ちてきて。
俺は、うっとり目を閉じた。
「相葉くんは、ニノんとこ泊まるって。
鍵も、預かったよ。」
.....相葉くん、ニノ、
ありがと。
彼の顔を見上げた俺の目は、
誘うように潤んでるはず...
だって、実際誘ってるし...
「...エロいわ!...その顔..」
そう笑いながら、
顎を上に向けられ、
待ちわびた真っ赤な唇が降りてきた。
「..ん..んっ..ぁ..しょお..」
堪らず、彼の身体に俺の身体を
押し付けて、
自分から舌を出して、
翔ちゃんを誘った。
彼は、いつものように薄く笑って、
「欲求不満過ぎ!!」
と言った。
俺は、余計なこと言ってる彼の口に、
自分の唇を押し付けて、
舌を捻込んだ。
いろいろ考えて、悩んでいた
ここ何日かの夜を、
俺は、この一瞬で忘れ去っていた。