第19章 誕生日、おめでとう!
その笑顔に.....
不覚にも、涙が、溢れた。
「泣くなよ~...」
そう言って、俺に両腕を伸ばしてくる君...
俺は、繋がったまま、その腕に抱かれて、
しばらく泣いた。
その間、俺の頭を、ずっと優しく
撫でてくれていた、翔ちゃん。
俺は、涙と鼻水で
ぐちゃぐちゃな顔で、
「ありがと...翔ちゃん...」
と、言うのがやっとだった....
「鼻水!!」
彼は、笑いながら、ティッシュをくれた。
そのまま、という訳にもいかないので、
「平気?」
...平気じゃないだろうけど、
敢えて、聞いてみると、
「動いても、いいよ..」
俺は、翔ちゃんの目を見つめながら、
ゆっくりと、抽挿を開始した。
「...んぁ..あっ..ぁっ...」
泣き言言わず、懸命に堪える君に、
俺は、
欲情した。
更に脚を開かせて、
俺は、腰を振った。
肌と肌がぶつかる音と、
翔ちゃんのくぐもった吐息に、
煽られるように、
俺は、彼のソコに、
夢中で杭を打ち込んだ。
「..しょお..ちゃ..もう..
..イキそう..だよ.」
「...いいよ..イって..」
「..あっ..あっ..翔ちゃん//
...あっ..イク//////」
ドクンドクンと、脈打って、
俺は、
大量の熱を放つと、
彼の上に倒れこんだ。