第19章 誕生日、おめでとう!
待て。
整理してみよう...
俺と智は付き合ってる。
ニノと相葉くんは付き合ってる。
そして、そこに松潤が...
......おかしい...
どう考えても、そんなのオカシイ...
「ちょっと待って!!」
3人が一斉に俺を見た。
ニノの浴衣はもうはだけてて...
...いや、そんなことは、
この際、置いといて...
「仲良くって、...さっ、3人で、
ってさ、なんか変じゃない?」
相葉くんは、それでいいのかよ!」
俺は、おかしくなりそうな頭を
必死に冷静に保とうとしていた。
「だって、俺、松潤のことも好きだし。
ニノも、いいっていうし...
松潤に、負けたくないって、
逆に、燃えるし!」
...やあ、そういうことじゃなくって///
「でもさ...」
「翔ちゃん、恋愛に、
絶対これじゃなきゃいけない、
って決まり、必要??
俺は、人に迷惑かけなきゃ、
自分たちがやりたいように、
自由に愛し合っても、いいって、
思ってるよ...
それで、誰かが困るかな~?」
「いや...困る..っていうか...」
言い返す言葉がない俺に、智が、
「じゃあ、今日は、久びさに、
隣で、たっぷり、楽しもうか♪♪」
「さすが!リーダー!!」
......智くん...
君は、もうこの状況、
受け入れたんだね...
呆然と見ている俺の前で、
ニノの唇に、
同時に顔を寄せる二人が...
......ニノが、
2人を受けるんだ...
俺は...3人から...
目が離せなかった...