第19章 誕生日、おめでとう!
「丁度、ベッドも大きいの、
二つあるし、俺らはこっちで♪」
「俺らはこっちで...って」
ゆってる側から、相葉くんは、
空いてるベッドにダイブした。
「やっふぅ~!!きっもちイイ!
...ニノ~、おいでよ~♪」
あまりの展開に、俺も智も、
何も言えずにいると、
「ほんと、あんた、いつでも、
煩いんだから...」
笑いながら、
ベッドで待つ相葉くんに近づくニノ...
そして...
「潤くん...おいでよ♪」
......??
呼ばれた人は、
笑顔で二人に近づき、
当たり前の顔してニノの頭に手を回し、
......口づけた。
............
...えっ?...嘘だろ??
何が起こったのか、固まる俺たちに、
「あ~!松潤、先にズルいよ~!!」
相葉くんも、
奪うようにニノに唇を重ねていった。
それを、笑ってみている、
...松潤...
.........えーっ///////
何で?...えっ?...ねえ、何??
驚きのあまり声も出ない俺。
「どうして、松潤も?」
代わりに、智が縺れあう3人に、
声を掛けた。
「だって、松潤が1人じゃ、
可哀想だし...仲間じゃん!
俺たち...」
相葉くんが当たり前のように言ったけど...
それって...??...
「もしかして、前から...3人で?」
おずおずと聞いてみると、
「そんなことないよ、3人は、
今日で2回目だから...」
...あ...そ...
もはや、俺の思考は、
完全に、停止した。