第19章 誕生日、おめでとう!
【翔side】
ちょっと悪乗りが過ぎた王様ゲーム...
智には、可哀想だったのかな?
「智...ごめんね...ふざけ過ぎた(^_^;」
「ホントだよ!」
そう言いながらも、
俺を睨む彼の目は笑っていて...
よかった、怒ってない...
ベッドの端に腰かける智に、
そっと近付き、ゆっくりと押し倒した。
いきなり、形を変えていたソコに
手を伸ばすと、
「あっ...」
智は、慌てて腰を引いた。
俺を見上げる、潤んだ目が、
誘っているようで、悩ましい...
「さっき、みんなが見てたから、
感じちゃった?」
ちょっと意地悪のつもりで言ったのに、
「...うん...3人に見られてる..て、
そう思うと、身体が疼いて、
気が付いたら、勃ってた...」
素直に告白する彼は、
俺の庇護欲を刺激する。
彼の髪を撫で、
唇を落とそうと思った、
その時だ。
......ドアの外に、人の気配が...
俺は、そっとドアに近づき、
思いっきり開けた。
「わあああぁ//////」
部屋の中に雪崩れ込む3人...
.........オイッ!!
「あれっ?..バレた??」
「いい加減にし...」
「お邪魔しま~す!」
...えっ?...えっ??
ベッドに座りなおした智も、
キョトンとして見てる。
「お邪魔しますってさ...」
すると、ニノが、
当たり前のように言ってくれた!
「今日はさ、特別な5人の夜だよ~!
みんなで、仲良く、絆、深めようかな、
と思って♪♪」
......はあ~(゜O゜;??