第17章 HAPPY HELLOWEEN!!
「これはね、おねえの兄さん...
つーと変だけど、男だよ、男!!」
「えっ?男~?」
酔狂な余興のひとつで、10秒間だけ、
ライトダウンすることになり、
俺は、周りにいた何人かに、
危険な匂いを感じ、
慌てて身を隠そうとした。
でも、隣にいた『そっち系の人』に、
捕まって、迫られた....
恐らく彼(彼女?)は、
取り巻きの女子から、
俺を守ってくれたんだろう。
そのときのハグで着いたものだと....
........
.....智..分かってくれた..かな..
真っ直ぐに俺の目を見ていた彼は、
ニッコリ笑って、俺の胸に飛び込んだ。
「ごめんね、翔ちゃん、疑って...」
「よかったぁ~《*≧∀≦》」
安心する俺に、智が一枚上手の
しっかり彼女振りで、
「今度は、そーいうの、俺がついてく!
んで、俺が翔ちゃん、守る!
おねえのお兄さんでも、
翔ちゃんに抱きついてたの想像すると、
なんか...やだもん!」
.......もん..
..もん..だって(//∇//)
「智..おいで...」
ソファに座って、青い熊と
肩を寄せあった。
「....この着ぐるみ、どうしたの?」
「これ、可愛いでしょ?
スタッフさんにもらったの♪
緑は相葉くんが持ってった。」
.....あっちも、やってんだ..
これ...(^_^;)))