第17章 HAPPY HELLOWEEN!!
今日は10月31日。
世の中は、ハロウィンでお祭りムード一色。
町のあちこちで、仮装ハーティーが開かれて、
ニュースでも取り上げられている。
俺はこの日、友達とのパーティーに
顔を出すことになっていた。
仕事が夕方終わって、
そのあと合流することになっている。
こんな酔狂なイベントが巷に流行る少し前から、
そんなメンバーで、
ハロウィンパーティーという名の、
飲み会をしてきた。
それからずっと、俺も、仕事の都合がつけば、
参加するようにしてきた。
「翔ちゃん、土曜日さ、
2人でハロウィンやろうよ♪」
思いがけず智に誘われ、正直驚いた。
そう言うことには、
あまり興味がないタイプだと思っていたから。
俺は正直に、友人との企画のことを話した。
すると智は、笑って、
「帰って来るの、待っててもいい?
何時になっても、全然いいから...」
俺は、そっちの集まりを早めに切り上げて、
智と過ごそう♪
と思った。
だから、
「出来るだけ早く帰って来るから、
待ってて!
一緒にパーティー、しよ❤」
と安請け合いしたんだ。
彼は、すごく喜んで、
準備して待っている、と、
嬉しそうだった。
俺も、智と過ごすハロウィンの夜を、
楽しみにしていた。