第16章 新しい愛のカタチ
「リーダー、もう寝れば?
翔ちゃんが連れてってくれるってよ♪」
「しょうちゃん、抱っこして~❤」
...相葉め~///
「智、自分で歩けるだろ~。
ほら行くよ!」
先に立って、行こうとすると、
彼が付いてこない。
振り返ると、もの欲しそうな潤んだ目で
俺を見てる...
だあぁー!!!
そんな目で、俺を見るなー!!
......
しばし見つめあった後、
「仕様がないな~、ほらっ..」
俺は、酔った(振りの)智を抱き上げて、
ベッドルームへ運ぶ。
...当然のように、奴らも、付いてくる。
智の身体を、
ダブルベッドの一つに下ろすと、
彼がそのまま巻き付けていた腕を、
引き寄せるから、
俺はその上に倒れ込むわけで...
『ヒュ~ウ❤』←昭和な冷やかし
(ヒュ~ウじゃねー、ヒューじゃ///)
俺は、智の腕をほどき、
奴らに向かって言ってやった。
「言っとくけどな!
一方的の見世物なんてやだからな~!
お前らも、やれよ!」
一瞬、ニノが腕で口元を抑えて、
笑いを隠すのが見えた。
あれは、してやったりの顔だ...
......
もしかして、俺、
上手いこと、誘導されたのか?
3人に...
「翔ちゃ~んぎゅって、して~」
......
智...お前も、グル...だよな?