第16章 新しい愛のカタチ
「えっ??見てないけど...なんで?」
「...そう~?
視線が痛い気がしてたんだけど...」
「......」
智は、そんな俺たちのやりとりを、
じっと見ていた。
そして、何でもない感じで言いやがった!!
「翔ちゃんさ、
ニノと相葉くんが付き合ってるの、
昨日知ったから、
話聞きたいんじゃない?」
(ってか!ぅおーい!!智!
そのストレート過ぎる聞き方!)
「あっ...そうなの?」
ニノは、くりくりした目で俺を見た。
「翔ちゃんに、言ってなかったね~
...なんかさ、
そう言うことになって...」
照れる相葉くんは、頭を掻いている。
......
...ホントだったんだ...
「で?何を聞きたいの?翔ちゃんは?」
「えっ?ああ...聞きたいって言うか...さ..」
言葉を濁すしかできない俺に、
智のフォローが...
しかもまた、直球過ぎ///
「ふたりが、上と下を交代してるって話さ...
聞きたいんだよね?」
「ぶっ//////」
↑コーヒー噴き出したじゃんか!!!
「あ~、もう、翔ちゃん、
大丈夫~?」
相葉くんが、急いで、拭いてくれた。
.....ありがと、相葉くん...
「それ聴いて、どうすんの?
もしかして、翔ちゃんも、ついに、
あれ??とか...」
「いや...それは、あの...
まだ..じゃない..くて..」
何言ってんのか、
日本語なのかさえ、もう怪しいから、俺...
...そうだって、
言ってるようなもんじゃない(>_<")